【新卒採用】(1-3)立上げ_新卒採用をプロジェクト化

はじめに

新卒採用のプロジェクトリーダーであれば、プロジェクトの基本知識は押さえておきたい。

プロジェクト資格者として、かつPIMBOK学習経験者として、

超基礎的なプロジェクトの考え方を記します。

プロジェクト三大制約

さて、いよいよ新卒採用活動を開始します。

新卒採用をプロジェクトのフレームワークに載せて解説します。

ここで知っておくべきはプロジェクトの三大制約「スコープ」「コスト」「スケジュール」。

①スコープ:

プロジェクトにおける作業範囲を指します。

新卒採用でいうスコープは「求める人物×人数」と置いてよいでしょう。

【新卒採用プロジェクト】(1-2)立上げ_プロファイル設計ご参照ください。

②コスト:

プロジェクトにおける利用可能な予算を指します。

プロジェクトマネージャーは年間を通して実施する、

新卒採用プロジェクトに予算を割り当てる作業が発生します。

概算相場で採用1人当たり50万~100万で計算します。

10名採用であればMAX「100万」×10名=1000万を目安に予算確保します

※10名規模であれば、MAX予測額である100万をベースに検討したほうが良いでしょう。

単価50万で見込めるのは採用数50名を超えた頃からです。

私個人がプロマネとして活動していた頃は、

採用数60~100名で単価45万ほどでやりくりしておりました。

単価50万を切るには施策のROI(投資対効果)を徹底分析しますし、

時には「賭け」に出る決断力も必要です。

③スケジュール:

プロジェクトにおけるプロジェクト開始から終結日までの期間を指します。

学生が就職活動を始める時期よりもはるか前から「立上げフェーズ」「計画フェーズ」に入り、

学生の就職活動の活発時期を「実行フェーズ」、

就職活動の終焉時期を「終結フェーズ」として考えます。

そして4月1日の入社式がプロジェクト完了日です。

プロジェクト体制

新卒採用活動を何名の専任で実行するかでプロジェクト体制は大きく変わります

本務の実行部隊は1人・・・というケースもあるでしょうし、

10名以上の採用チームで新卒採用を実施する規模の大きな会社もあるでしょう。

いずれにせよ、それぞれに役割を持たせ、責任を明確化させる必要があります。

上記の図は非常に大きな組織におけるプロジェクト体制図です。(この場合はプロジェクトリーダーを設置せず、代わりにPMOを配置。チームリーダーをタスクごとの責任者としてPMOがリーダーとプロセスの管理をする構図です)

◇プロジェクトマネージャー:新卒採用全般の管理責任者。管理職が務めることが多い。

◇チームリーダー:役割分けされたフェーズ・タスクの責任者(実行責任者)

◇メンバー:プロジェクトリーダーの下でタスクを実行する社員

◇PMO(Project Management Officer):プロジェクトマネージャーの補佐組織。進捗管理や戦略設計を担う。

プロジェクトマネージャーを筆頭にチームリーダーを3名従え、組織化しています。

例えばこの3名のチームリーダーの役割を

「採用管理チーム」「採用推進チーム」「採用企画チーム」としたり、

「母集団形成チーム」「選考チーム」「内定者フォローチーム」としたり、

「採用選考担当」「広報・WEB担当」「システム担当」としたりと様々です。

自組織の特徴やリソースに応じて分担を考えていく必要があります。

私が新卒採用を担当していた際はまさに上位組織に近いものがありました。

プロジェクトメンバーの役割明確化

採用担当が2~3名であれば当然このような組織図は不要ですが基本タスクは変わりません。

2~3名の組織でも、全体責任を持つ責任者がいて、タスクを担うメンバーがいます。

それぞれが役割を担い責任を果たしていく構図には変わりありません。

たとえプロジェクトマネージャーと呼ばなくても、

全体責任があれば、列記としたプロジェクトマネージャーです。

新卒採用は年間を通じて実施するビッグプロジェクトです。

「役割明確化」をすることでメンバー全員が責任をもちプロジェクトに挑むことが重要です。

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